8週間以上続く咳は「慢性咳嗽」と呼ばれます。日常生活や睡眠に影響することもあるため、注意が必要です。
Q. 風邪が治ったのに咳が続くのはなぜですか?
A. よくみられる原因は以下の3つです。
- 咳喘息:喘鳴がなく、咳だけが続くタイプの喘息
- 後鼻漏:鼻水が喉に流れ込み、咳を引き起こす
- 胃食道逆流症(GERD):胃酸の逆流による刺激
Q. 他にも原因はありますか?
A. 以下のようなものも関係することがあります。
- ACE阻害薬(降圧薬)
- 喫煙・受動喫煙
- アレルギーや環境刺激
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
Q. 受診のタイミングはいつですか?
A. 次のような場合はご相談ください。
- 咳が8週間以上続く
- 血痰がある
- 発熱、寝汗、体重減少がある
- 息切れや胸痛がある
- 生活や睡眠に支障がある
Q. どのような検査をしますか?
A. 問診・診察に加え、必要に応じて以下を行います。
- 胸部レントゲン
- 呼吸機能検査 など
Q. 治療はどのように行われますか?
A. 原因に応じて治療を行います。
- 咳喘息 → 吸入薬
- 副鼻腔炎 → 内服薬・点鼻・鼻洗浄
- GERD → 生活習慣の見直し+胃酸抑制薬
※改善までに数週間〜数か月かかることがあります
Q. 先生からのメッセージ
慢性咳嗽の原因はいくつか重なっていることもありますし、今飲んでいるお薬が関係している場合もあります。なかなか改善しないときは、専門医へのご相談もご検討ください。
ハノイクリニックでは総合診療の中島医師が、ホーチミンでは呼吸器科西條医師および喜多村医師が担当いたします。




